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Day 6: GitHub Classroom(生徒体験)📚

🎯 今日の目標

GitHub Classroomを生徒として体験し、課題の受け取りから提出までの流れを学びます。

📚 今日学ぶこと

  • GitHub Classroomへの参加方法
  • 課題リポジトリの受け取り
  • 課題の提出フロー
  • 自動フィードバックの確認

🔧 事前準備

  • GitHubアカウント(Day 1で作成済み)
  • 講師から配布される招待リンク

📖 GitHub Classroomとは?

GitHub Classroomは、教育機関向けのツールで、以下の特徴があります:

  • 課題の自動配布
  • 個別またはグループでのリポジトリ作成
  • 自動採点機能
  • 進捗の可視化

🚀 手順

1. 招待リンクから参加

  1. 講師から配布される招待リンクをクリック
  2. GitHubアカウントでサインイン
  3. 自分の名前を選択(講師が名簿を設定している場合)

2. 課題の受け取り

個人課題の場合

  1. 「Accept this assignment」ボタンをクリック
  2. 自動的に個人用リポジトリが作成される
  3. リポジトリURLが表示される

グループ課題の場合

  1. チーム名を入力または既存チームを選択
  2. 「Create team」または「Join team」をクリック
  3. チーム用リポジトリが作成される

3. 課題リポジトリの確認

作成されたリポジトリには以下が含まれます:

  • 課題の説明(README.md)
  • スターターコード(ある場合)
  • テストファイル(自動採点用)
# 課題リポジトリの構造例
課題名-あなたのGitHubユーザー名/
├── README.md # 課題の説明
├── src/ # ソースコード
├── tests/ # テストコード
└── .github/ # 自動採点の設定
└── classroom/
└── autograding.json

4. 課題の実施

4.1 リポジトリのクローン(ローカル作業の場合)

git clone https://github.com/組織名/課題名-ユーザー名.git
cd 課題名-ユーザー名

4.2 ブラウザで作業(github.dev)

  1. リポジトリページで「.」キーを押す
  2. ブラウザ版VSCodeが開く
  3. 直接編集が可能

5. 課題の提出

5.1 変更のコミット

git add .
git commit -m "課題を完成させました"
git push origin main

5.2 github.devから提出

  1. ソース管理タブを開く(Ctrl/Cmd + Shift + G)
  2. 変更内容を確認
  3. コミットメッセージを入力
  4. ✓ボタンでコミット
  5. 同期ボタンでプッシュ

6. 自動フィードバックの確認

6.1 Actions タブで確認

  1. リポジトリの「Actions」タブをクリック
  2. 最新のワークフロー実行を確認
  3. ✅ 緑のチェック:テスト成功
  4. ❌ 赤のバツ:テスト失敗

6.2 詳細な結果を見る

  1. ワークフロー名をクリック
  2. 「Autograding」ジョブを選択
  3. 各テストの結果を確認

7. フィードバックへの対応

テストが失敗した場合:

  1. エラーメッセージを確認
  2. コードを修正
  3. 再度コミット・プッシュ
  4. 自動的に再テストが実行される

💡 便利な機能

Pull Request フィードバック

講師がPull Requestでフィードバックを提供する場合:

  1. 「Pull requests」タブを確認
  2. 講師からのコメントを読む
  3. 必要に応じて返信や修正

Issues での質問

  1. 「Issues」タブから新規作成
  2. 質問内容を記載
  3. 講師やTAが回答

⚠️ 注意事項

提出期限

  • 期限は講師が設定
  • 期限後も提出は可能(講師の設定による)
  • 早めの提出を心がける

課題リポジトリの扱い

  • 他の生徒のリポジトリは見えない(プライベート)
  • コードの共有は講師の指示に従う
  • 不正行為は自動検出される場合がある

🎓 演習:サンプル課題に挑戦

演習1:Hello World 課題

  1. 招待リンクから課題を受け取る
  2. hello.pyファイルを作成
  3. 「Hello, GitHub Classroom!」を出力するコードを書く
  4. コミット・プッシュして提出
  5. 自動テストの結果を確認

演習2:README 課題

  1. README.mdを編集
  2. 自己紹介を追加
  3. マークダウンで装飾
  4. 提出して講師のフィードバックを待つ

🔍 トラブルシューティング

招待リンクが機能しない

  • GitHubにログインしているか確認
  • ブラウザのキャッシュをクリア
  • 別のブラウザで試す

リポジトリが作成されない

  • しばらく待つ(最大1分程度)
  • ページを更新
  • 講師に連絡

テストが実行されない

  • Actionsが有効か確認
  • .github/classroom/autograding.json を確認
  • コミットが正しくプッシュされたか確認

📝 まとめ

今日学んだこと:

  • ✅ GitHub Classroomへの参加方法
  • ✅ 課題リポジトリの操作
  • ✅ 自動テストの活用
  • ✅ フィードバックの確認方法

次回(Advanced 2)では、講師側の視点でGitHub Classroomを学びます!

🔗 参考リンク